IPアドレス確認 (IP Address Info)
現在のグローバルIPとネットワーク情報を表示
IPアドレス確認ツールの使い方
ページを開くだけで、今インターネットに接続しているグローバルIPアドレスと、そのアドレスに紐づく国・地域・都市、ISP(回線事業者)や組織名、AS番号を表示します。情報は外部の IP 情報サービス ipapi.co にブラウザから問い合わせて取得しており、ルーター内側のプライベートIP(192.168.x.x など)ではなく、外部のサーバーから見えるアドレスが表示されます。VPN やプロキシを経由している場合は、その出口側のアドレスになります。
アクセスする
ページを開くと自動的に https://ipapi.co/json/ へ問い合わせが行われ、応答を待つ間はローディング表示になります。入力操作は不要です。
詳細の確認
画面中央に IP アドレス、その下に Location(国 / 地域 / 都市)と ISP / Organization(組織名と AS 番号)が表示されます。サービス側にデータが無い項目は「-」または空欄になります。
取得に失敗したとき
ipapi.co からの取得に失敗した場合は、予備の api.ipify.org から IP アドレスだけを取得して表示し、地域・ISP の欄は「-」になります(その旨の注記が IP の下に出ます)。両方に失敗するとエラーメッセージだけが表示されます。いずれの場合も「再試行」を押すと取得をやり直します。広告ブロッカーやプライバシー保護拡張が通信を遮断していると失敗しやすいので、一時的に無効化してから再試行してください。
このページに表示されないアドレス:プライベートIPと特殊用途アドレスの一覧
端末の設定画面やルーターの管理画面で見かけるアドレスの多くは、インターネット上では使われない予約済みの範囲です。このページに表示されるグローバルIPと混同しやすい範囲を、根拠となる仕様とあわせてまとめました。
| 範囲 | 名称 | 根拠 | よく見かける場面 |
|---|---|---|---|
| 10.0.0.0/8 | プライベートIP(クラスA相当) | RFC 1918 | 企業ネットワーク、クラウドの VPC |
| 172.16.0.0/12 | プライベートIP(クラスB相当) | RFC 1918 | Docker の既定ネットワーク、企業ネットワーク |
| 192.168.0.0/16 | プライベートIP(クラスC相当) | RFC 1918 | 家庭用ルーターの LAN 側 |
| 100.64.0.0/10 | Shared Address Space(CGNAT 用) | RFC 6598 | モバイル回線や一部の光回線で端末側に割り当てられる |
| 127.0.0.0/8 | ループバック | RFC 1122 | localhost(127.0.0.1) |
| 169.254.0.0/16 | リンクローカル(APIPA) | RFC 3927 | DHCP でアドレスを取得できなかった端末 |
| ::1 | IPv6 ループバック | RFC 4291 | IPv6 の localhost |
| fe80::/10 | IPv6 リンクローカル | RFC 4291 | 同一セグメント内の通信。IPv6 有効な端末には常に付く |
| fc00::/7 | ユニークローカルアドレス(ULA) | RFC 4193 | IPv6 版のプライベートIP。実際には fd00::/8 が使われる |
とくに 100.64.0.0/10 は、回線事業者側でさらに NAT(CGNAT)を行うために端末へ配られる範囲です。 この範囲のアドレスが端末に付いている環境では、このページに表示されるグローバルIPは事業者の NAT 装置のもので、同じ事業者の多数の利用者と共有されています。 そのため IP 許可リストへの登録や、IP を手がかりにした利用者の識別には向きません。
一次情報:RFC 1918: Address Allocation for Private Internets、RFC 6598: IANA-Reserved IPv4 Prefix for Shared Address Space、IANA IPv4 Special-Purpose Address Registry(予約範囲の網羅的な一覧)
IPv4 と IPv6 の表記の違い
このページには接続方式によって IPv4 と IPv6 のどちらかのアドレスが表示されます。桁数や区切り文字が大きく異なるため、読み方と省略規則を対比しました。
| 項目 | IPv4 | IPv6 |
|---|---|---|
| 長さ | 32ビット | 128ビット |
| 表記 | 8ビットずつ4つの10進数をドットで区切る | 16ビットずつ8つの16進数をコロンで区切る |
| 例(文書用アドレス) | 203.0.113.45 | 2001:db8:85a3:0:0:8a2e:370:7334 |
| 省略規則 | なし(各オクテットは 0〜255 をそのまま書く) | 各グループの先頭の 0 を省略し、0 だけのグループが連続する箇所を1か所だけ「::」に短縮できる(RFC 5952 は小文字で最長の連続を短縮する形を推奨) |
| 短縮後の例 | — | 2001:db8:85a3::8a2e:370:7334 |
| URL に書くとき | http://203.0.113.45:8080/ | http://[2001:db8::1]:8080/(角括弧で囲む。RFC 3986) |
| 文書用に予約された範囲 | 192.0.2.0/24、198.51.100.0/24、203.0.113.0/24(RFC 5737) | 2001:db8::/32(RFC 3849) |
IPv4 アドレスは約43億通りしかなく、新規割り当て用の在庫は多くの地域レジストリですでに枯渇しています。 IPv6 は約3.4×10の38乗通りあり、多くの回線事業者では IPv4 と IPv6 を同時に使う「デュアルスタック」で提供されています。 この環境でこのページを開くと、ブラウザが IPv6 を優先して接続することが多いため、見慣れないコロン区切りのアドレスが表示されても異常ではありません。
一次情報:RFC 4291: IP Version 6 Addressing Architecture、RFC 5952: A Recommendation for IPv6 Address Text Representation
実際の使用例
IPv4 で接続したときの表示
ipapi.co の応答に含まれる ip・country_name・region・city・org・asn の各項目が、そのまま画面の3つの領域に振り分けられます。ここで使っている 203.0.113.45 と AS64496 は、文書用に予約されたアドレスと AS 番号です。
INPUT
ipapi.co の応答(抜粋) ip: 203.0.113.45 city: Chiyoda region: Tokyo country_name: Japan org: Example Telecom Inc. asn: AS64496
OUTPUT
Your IP Address 203.0.113.45 Location: Japan / Tokyo / Chiyoda ISP / Organization: Example Telecom Inc. AS64496
IPv6 で接続し、都市の情報が無いとき
応答に region や city が含まれない場合、その部分は表示されず国名だけになります。org が無ければ「-」、asn が無ければ空欄です。
INPUT
ipapi.co の応答(抜粋) ip: 2001:db8:85a3::8a2e:370:7334 country_name: Japan org: Example Net asn: AS64497
OUTPUT
Your IP Address 2001:db8:85a3::8a2e:370:7334 Location: Japan ISP / Organization: Example Net AS64497
通信が遮断された、または無料枠を超えたとき
ipapi.co が HTTP 429 などのエラー応答を返した場合や、拡張機能が通信を遮断した場合は、IP の代わりにエラーメッセージと「再試行」ボタンが表示されます。
INPUT
ipapi.co → HTTP 429 Too Many Requests (または拡張機能によりリクエストがブロック)
OUTPUT
情報の取得に失敗しました。 [再試行]
よくある質問
このページはどこに、どんな情報を送信していますか?
ページを開くとブラウザから https://ipapi.co/json/ へ GET リクエストを1回送ります。ipapi.co 側には送信元のグローバルIPアドレスと、ブラウザが自動的に付ける HTTP ヘッダー(User-Agent など)が届きます。ipapi.co からの応答が失敗した場合(HTTP エラー応答や通信の遮断)に限り、予備として https://api.ipify.org?format=json にも同様のリクエストを送ります。このページには入力欄がなく、名前やメールアドレスなどを送ることはありません。取得した結果を当サイトのサーバーへ送信・保存する処理もありません。各サービス側でのアクセスログの扱いは、それぞれのプライバシーポリシーを参照してください。
表示されたIPが、PCやスマホの設定画面に出るIPと違います
端末の設定画面に出る 192.168.x.x や 10.x.x.x は、ルーターの内側だけで使われるプライベートIPアドレス(RFC 1918)です。このページに表示されるのは、ルーターの NAT を通過した後に外部のサーバーから見えるグローバルIPアドレスで、両者は別物です。家庭や会社では複数の端末が同じグローバルIPを共有しているのが普通なので、同じネットワークの別の端末で開いても同じ値が表示されます。どの範囲がプライベートIPかは下の一覧表にまとめています。
「2001:」で始まる長いアドレスが表示されるのはなぜですか?
それは IPv6 アドレスです。ブラウザが ipapi.co に IPv6 で接続した場合、サーバーが観測する送信元は IPv6 アドレスになるため、2001:db8:… のようなコロン区切りの16進表記で表示されます。IPv4 と IPv6 の両方が使える回線では、どちらで接続するかはブラウザと OS が決めます。このツールに IPv4 側を強制的に表示する切り替え機能はありません。表記の違いは下の比較表を参照してください。
Location に表示される都市が実際の場所と違います
位置情報は GeoIP データベースによる推定で、IPアドレスの割り当て先(回線事業者の設備所在地や登録情報)に基づいています。GPS のように端末の位置を測っているわけではないため、隣の市区町村が表示されたり、都道府県までしか合わなかったりすることがあります。特にモバイル回線では事業者の設備がある都市が表示されやすく、精度は回線や地域によって大きく異なります。
VPN やプロキシを使っている場合は何が表示されますか?
VPN サーバーやプロキシの出口側のアドレスが表示され、Location もその出口の所在地、ISP / Organization も VPN 事業者やそのホスティング会社名になることが一般的です。これを利用して、VPN の接続前後でこのページを開き直し、IP が切り替わっているかどうかを確認する使い方ができます。ただし、DNS の経路など IP 以外の要素はこのページでは確認できません。
ISP / Organization の下にある AS 番号とは何ですか?
AS(Autonomous System)番号は、インターネット上で経路制御をひとまとまりで行うネットワーク(回線事業者、クラウド事業者、大学など)に割り当てられる番号で、AS の後ろに数字を付けて表記します。番号は IANA から各地域レジストリ(日本を含むアジア太平洋地域では APNIC、国内では JPNIC)を通じて配布されます。組織名が空欄でも AS 番号が分かれば、レジストリの公開情報からどの事業者のネットワークかを調べられます。
ページを開くたびに外部と通信しますか?止めることはできますか?
はい。ページを表示するたびに ipapi.co へ1回、失敗時はさらに api.ipify.org へ1回、合計最大2回の通信が発生します。この通信自体を止める設定はありません。自分の IP を外部サービスに知られたくない場合は、このページを開かないか、VPN 経由でアクセスしてください。なお ipapi.co の無料枠にはリクエスト数の上限があり、上限を超えると HTTP 429 が返ってエラー扱いになります。
役立つTips
取得に失敗したら、まず広告ブロッカーを疑う
uBlock Origin などのフィルタリストは、IP 情報サービスをトラッカーとみなして ipapi.co や ipify への通信を遮断することがあります。その場合はネットワークが正常でもエラーになるので、このサイトを一時的に除外してから「再試行」を押してください。
グローバルIPは固定とは限らない
家庭用の回線では、ルーターの再起動や一定期間の経過でグローバルIPが変わる「動的IP」の契約が多くあります。サーバーやサービスの IP 許可リストに登録する目的で調べる場合は、固定IPの契約かどうかを回線事業者の契約内容で確認してください。
IP 制限の切り分けに使う
社内システムやクラウドの管理画面が IP 制限で開けないとき、このページで今のグローバルIPを確認して許可リストと突き合わせると、制限の対象になっているかどうかを判断できます。モバイル回線やテザリングでは接続のたびに IP が変わりやすい点に注意してください。
資料に書く IP は文書用アドレスを使う
手順書やサンプルに IP アドレスを書くときは、RFC 5737 で文書用に予約された 192.0.2.0/24、198.51.100.0/24、203.0.113.0/24、IPv6 なら RFC 3849 の 2001:db8::/32 を使うと、実在のアドレスと衝突しません。このページの使用例もこの範囲で書いています。