Faviconジェネレーター
Webサイト用アイコンを一括作成
画像をここにドロップ
推奨: 512x512px以上の正方形画像
Faviconジェネレーターの使い方
1 枚の画像をアップロードすると、ブラウザの Canvas API で 16×16・32×32・180×180・192×192・512×512 の 5 サイズに縮小し、それぞれ PNG 形式で書き出します。ブラウザのタブ用アイコンから iOS のホーム画面用 apple-touch-icon、Android や PWA 向けの 192・512 px アイコンまで一度にそろえられ、<head> に貼り付ける <link> タグも同時に生成します。リサイズも書き出しもお使いのブラウザ内で完結し、画像がサーバーへアップロードされることはありません。
画像のアップロード
PNG・JPEG・SVG など、ブラウザが表示できる画像ファイルを選びます。出力時は元画像を正方形に引き伸ばすため、あらかじめ 1:1 に切り抜いた 512×512 px 以上の画像を用意すると劣化を抑えられます。
アイコン生成
「アイコンを生成する」を押すと、5 サイズ分のプレビューとファイル名(favicon-16x16.png など)が一覧表示されます。縮小には Canvas の高品質補間(imageSmoothingQuality: high)を使っています。
ダウンロードと設置
各行のダウンロードボタンで PNG を 1 ファイルずつ保存し、サイトのルートに配置します。右側の「実装用HTMLタグ」をコピーして <head> に貼り付ければ設置完了です。
用途別サイズ表と <link rel> の書き方
このツールが出力する 5 サイズは、それぞれ使われる場面が異なります。どのファイルがどこで表示されるか、HTML でどう参照するかをまとめました。
| サイズ | 出力ファイル名 | rel 属性 | 主な用途 |
|---|---|---|---|
| 16×16 | favicon-16x16.png | icon | ブラウザのタブ・ブックマーク・アドレスバー(標準解像度) |
| 32×32 | favicon-32x32.png | icon | 高解像度ディスプレイのタブ、Windows のタスクバーやショートカット |
| 180×180 | apple-touch-icon.png | apple-touch-icon | iOS Safari の「ホーム画面に追加」。角丸は iOS 側で自動適用 |
| 192×192 | android-chrome-192x192.png | icon(通常は manifest) | Android Chrome のホーム画面アイコン。Web App Manifest の icons から参照するのが一般的 |
| 512×512 | android-chrome-512x512.png | icon(通常は manifest) | PWA のインストール画面・スプラッシュ画面。manifest で 192 と 512 の両方を求められる |
生成される <link> タグは次の形式です。sizes 属性があると、ブラウザは表示場所に応じて最も近いサイズを選びます。
PWA として配布する場合は、このツールでは生成されない manifest.json を別途用意し、192 px と 512 px を icons に登録します。
出典:MDN「rel=icon」、Apple「Configuring Web Applications」、W3C「Web Application Manifest」、web.dev「Add a web app manifest」
ICO・PNG・SVG の対応状況と使い分け
Favicon に使える画像形式は 1 つではありません。このツールは PNG のみを出力しますが、ICO や SVG との違いを知っておくと、必要に応じて組み合わせる判断ができます。
| 形式 | ブラウザ対応 | 特徴 | 本ツール |
|---|---|---|---|
| ICO | ほぼ全ブラウザ(最も古くからの形式) | 複数サイズを 1 ファイルに格納できる。/favicon.ico は link 指定が無いときの既定パス | 生成しない |
| PNG | 現行の主要ブラウザ | 透過対応。サイズごとに別ファイルが必要で、sizes 属性で使い分ける | 5 サイズを生成 |
| SVG | Chrome 80+・Firefox 41+・Edge 80+。Safari は未対応(caniuse「SVG favicons」参照) | 1 ファイルで任意解像度に対応。SVG 内の CSS でダークモードの色替えも可能 | 生成しない(入力には使える) |
SVG favicon を採用する場合も、Safari と iOS ホーム画面のために PNG は残す必要があります。SVG を優先しつつ PNG をフォールバックにする典型的な記述は次のとおりです。
SVG を入力画像として使うと、このツールはブラウザの描画結果をラスタライズして PNG にします。SVG に width・height・viewBox のいずれも無い場合はブラウザ既定のサイズで描画されるため、意図した構図にならないことがあります。 対応状況の一次情報はcaniuse「SVG favicons」を参照してください。
実際の使用例
512×512 px の透過 PNG ロゴから 5 サイズを生成
最も基本的な使い方です。元画像が正方形なので歪みは発生せず、透過背景もそのまま維持されます。生成後に表示される HTML タグは下の OUTPUT の 5 行です。
INPUT
logo.png(512×512 px、透過 PNG)
OUTPUT
favicon-16x16.png (16x16) favicon-32x32.png (32x32) apple-touch-icon.png (180x180) android-chrome-192x192.png (192x192) android-chrome-512x512.png (512x512) <link rel="icon" type="image/png" sizes="16x16" href="/favicon-16x16.png"> <link rel="icon" type="image/png" sizes="32x32" href="/favicon-32x32.png"> <link rel="apple-touch-icon" type="image/png" sizes="180x180" href="/apple-touch-icon.png"> <link rel="icon" type="image/png" sizes="192x192" href="/android-chrome-192x192.png"> <link rel="icon" type="image/png" sizes="512x512" href="/android-chrome-512x512.png">
1200×630 px の OGP 画像をそのまま入れた場合(失敗例)
横長画像は正方形に引き伸ばされます。横方向は 1200→512 px(約 0.43 倍)、縦方向は 630→512 px(約 0.81 倍)に縮小されるため、横幅が縦の半分近くに潰れた見た目になります。この場合は先に画像クロッパーで中央を 630×630 px に切り抜いてから使ってください。
INPUT
ogp.png(1200×630 px)
OUTPUT
5 サイズすべてが横方向に約 1/1.9 に圧縮された画像 (縦横比は保持されない)
200×200 px の小さな画像を入れた場合
16・32・180 px は縮小なので問題ありませんが、192 px と 512 px は拡大処理になります。特に 512 px 版は 2.56 倍に引き伸ばされ、輪郭がぼやけます。PWA 用の大きなアイコンが必要なら、より大きな元画像を用意してください。
INPUT
icon.png(200×200 px)
OUTPUT
favicon-16x16.png / favicon-32x32.png / apple-touch-icon.png: 縮小(良好) android-chrome-192x192.png: 0.96 倍(ほぼ等倍) android-chrome-512x512.png: 2.56 倍に拡大(ぼやける)
よくある質問
.ico ファイルは作れますか?
作れません。このツールの出力は Canvas の toDataURL('image/png') で書き出した PNG のみで、複数サイズを 1 ファイルに束ねる ICO 形式のバイナリは生成しません。現行の主要ブラウザは <link rel="icon" type="image/png"> で指定した PNG を読み取れるため、多くのサイトでは PNG だけで運用できます。サイトルート直下の /favicon.ico は <link> 指定が無いときにブラウザが慣習的に探しに行くパスなので、ICO 形式が必要な場合は ICO 対応の変換ツールを別途利用してください。PNG のデータを favicon.ico という名前で置く方法は、中身を判定して表示するブラウザもありますが仕様として保証されている挙動ではありません。
正方形でない画像を使うとどうなりますか?
縦横比は維持されず、正方形に引き伸ばされます。実装は drawImage(img, 0, 0, size, size) で元画像全体を出力サイズいっぱいに描画するため、横長の画像は横方向が圧縮され、縦長の画像は縦方向が圧縮されて見えます。トリミングや余白の追加は行いません。ロゴを正しい比率で出力したい場合は、先に画像クロッパーで 1:1 に切り抜くか、透明な正方形キャンバスの中央にロゴを配置した画像を用意してからアップロードしてください。
SVG・GIF・WebP などの形式も入力できますか?
ファイル選択は accept="image/*" で、MIME タイプが image/ で始まるファイルを受け付けます。実際に処理できるかは、お使いのブラウザがその形式を <img> として描画できるかどうかで決まります。SVG は width・height 属性や viewBox の有無によって描画される大きさが変わり、アニメーション GIF や APNG は最初のフレームだけが使われます。HEIC のようにブラウザ側で表示できない形式は生成に失敗します。入力形式にかかわらず、出力は常に PNG です。
透過背景は保持されますか?
保持されます。各サイズを描く前に clearRect で Canvas を透明にクリアし、そこへ元画像を描画して PNG で書き出すため、元画像のアルファチャンネルはそのまま出力に反映されます。ただし JPEG は透過情報を持たない形式なので、JPEG を入力した場合は背景色ごと出力されます。透過が必要なら PNG または SVG を入力してください。
生成された HTML タグでは 192・512 px も rel="icon" ですが、これで正しいですか?
ブラウザのタブや検索結果用としては rel="icon" と sizes 属性の組み合わせで問題なく使えます。一方、Android の「ホーム画面に追加」や PWA のインストール時に使われるアイコンは、通常は Web App Manifest(manifest.json)の icons 配列から参照されます。このツールは manifest.json を生成しないため、PWA として配布する場合は下の DEEP DIVE に示した manifest の書き方を参考に、192 px と 512 px を icons に登録してください。
アイコンを差し替えたのにブラウザに反映されません
ブラウザは favicon を長期間キャッシュします。同じファイル名で上書きした場合は、href にクエリ文字列を付けて /favicon-32x32.png?v=2 のように URL を変えるか、ブラウザのキャッシュを削除して再読み込みしてください。iOS のホーム画面アイコンは追加時点の画像が端末に保存されるため、既に追加済みのショートカットは削除して追加し直す必要があります。
アップロードした画像はどこかに送信されますか?
いいえ。選択したファイルは URL.createObjectURL でブラウザ内の一時 URL に変換され、非表示の Canvas 要素で縮小・PNG 化されます。ダウンロードもデータ URL を <a download> で保存するだけなので、外部との通信は発生しません。ページを離れると元画像も生成結果も破棄されます。
役立つTips
元画像は 512×512 px 以上を用意する
最大出力は 512 px です。元画像がそれより小さいと 512 px 版は拡大処理になり、輪郭がぼやけます。ロゴのマスターデータがベクター形式なら、512 px 以上で書き出した PNG を入力してください。
16 px で判別できるデザインにする
512 px から 16 px へは面積比で約 1/1000 の縮小です。細い線や小さな文字はつぶれるため、太いシルエット・少ない色数・十分なコントラストを意識してください。生成後は一覧の 16 px プレビューで確認できます。
ダークモード対応
Favicon はブラウザのタブ背景色(ライト/ダーク)によって見え方が変わります。透明背景の PNG を使い、どちらでも視認性の高いデザインにするのがコツです。
スマホのホーム画面
iPhone で「ホーム画面に追加」した際に使われる apple-touch-icon(180 px)と、Android・PWA 向けの 192・512 px も同時に生成されます。iOS は角丸を自動で適用するため、元画像側で角を丸める必要はありません。