GPA計算 (GPA Calculator)
大学の成績評価値(GPA)を計算
成績入力
TOTAL GPA
GPA計算ツールの使い方
履修した科目ごとに単位数と評価(S・A・B・C・D・F)を入力すると、単位数で重み付けした平均であるGPA(Grade Point Average)を小数点以下2桁で算出します。成績表を見ながら現在のGPAを確認したり、残りの科目に仮の評価を入れて着地点を試算したりする用途を想定しています。計算はすべてブラウザ内で行われ、入力した科目名や成績がサーバーへ送信されることはありません。
科目の追加・削除
初期状態では5科目の行が用意されています。「科目を追加」ボタンで行を増やし、不要な行はゴミ箱アイコンで削除できます。科目名は任意で、計算には影響しません。
単位数と評価の選択
各行で単位数(1・2・3・4・5・6・8・10単位)と評価(S・A・B・C・D・F)をプルダウンから選びます。評価に対応するポイントは S=4.0、A=3.0、B=2.0、C=1.0、D=0.0、F=0.0 の固定です。
GPAの確認
行を変更するたびに右側のパネルが自動で再計算されます。「TOTAL GPA」が平均値、「Total Credits」が総単位数、「Grade Points」が(ポイント×単位数)の合計です。
GPAの計算式と手順
GPA は「評価を数値(ポイント)に置き換え、単位数で重み付けして平均する」指標です。このツールは次の式で計算しています。
分子の「Σ(評価ポイント × 単位数)」が結果パネルの Grade Points、分母の「Σ(単位数)」が Total Credits に対応します。 評価ポイントは S=4.0、A=3.0、B=2.0、C=1.0、D=0.0、F=0.0 の固定値で、総単位数が 0 のとき(科目をすべて削除したとき)は 0.00 を表示します。
| 科目 | 単位数 | 評価 | ポイント | ポイント×単位 |
|---|---|---|---|---|
| 科目 1 | 2 | A | 3.0 | 6.0 |
| 科目 2 | 2 | B | 2.0 | 4.0 |
| 科目 3 | 2 | S | 4.0 | 8.0 |
| 科目 4 | 2 | A | 3.0 | 6.0 |
| 科目 5 | 2 | B | 2.0 | 4.0 |
| 合計 | 10 | — | — | 28.0 |
上の表は初期状態の5科目です。ポイント×単位の合計 28.0 を総単位数 10 で割り、28 ÷ 10 = 2.80 が GPA になります。 科目 3 を 4単位に変えると分子が 36.0、分母が 12 になり、36 ÷ 12 = 3.00 まで上がります。同じ S 評価でも単位数によって平均への寄与が変わることが分かります。
評価段階とポイントの対応は学校ごとに異なる
GPA の算出方法は法令で統一されているわけではなく、各学校が学則や成績評価基準で評価の段階数と各段階のポイントを定めています。本ツールの固定表と代表的なパターンの対応例を示します。
| ポイント | 本ツール(5段階+D) | 4段階制の例(Sなし) | 漢字表記の例 |
|---|---|---|---|
| 4.0 | S | A | 秀 |
| 3.0 | A | B | 優 |
| 2.0 | B | C | 良 |
| 1.0 | C | (該当なし) | 可 |
| 0.0 | D / F | F | 不可 |
4段階制の学校では最上位の A が 4.0 に相当するため、本ツールでは A の科目に S を、B に A を、C に B を選ぶと同じ計算になります。 このほか、A+ / A− のように細分化された段階に 4.3 や 3.7 を割り当てる方式や、不合格科目を分母から除外する方式、 合格・不合格のみで判定する科目(ポイントなし)を計算対象外にする方式もあります。これらは本ツールの固定表では再現できないため、 手元の成績評価基準と照らし合わせたうえで、合わない部分は該当行を除外するか読み替えて入力してください。
実際の使用例
初期状態の5科目(各2単位)
ページを開いた直後に入っている例です。ポイント合計 28.0 を総単位数 10 で割って 2.80 になります。
INPUT
科目1: 2単位 A 科目2: 2単位 B 科目3: 2単位 S 科目4: 2単位 A 科目5: 2単位 B
OUTPUT
TOTAL GPA: 2.80 Total Credits: 10 Grade Points: 28.0
単位数が異なる4科目
4単位の S が平均を押し上げ、1単位の F はポイント 0 のまま分母にだけ加算されます。24 ÷ 9 = 2.666… を丸めて 2.67 です。
INPUT
科目1: 4単位 S 科目2: 2単位 A 科目3: 2単位 C 科目4: 1単位 F
OUTPUT
TOTAL GPA: 2.67 Total Credits: 9 Grade Points: 24.0
不合格科目を加えた場合の変化
2単位 A の3科目だけなら 18 ÷ 6 = 3.00 ですが、2単位 F を1科目加えると分母だけが 8 に増えて 18 ÷ 8 = 2.25 まで下がります。
INPUT
科目1: 2単位 A 科目2: 2単位 A 科目3: 2単位 A 科目4: 2単位 F
OUTPUT
TOTAL GPA: 2.25 Total Credits: 8 Grade Points: 18.0 (科目4を削除すると 3.00)
よくある質問
GPAはどのような式で計算されていますか?
各科目の「評価ポイント × 単位数」を合計し、それを総単位数で割った値です。式で書くと GPA = Σ(ポイント × 単位数) ÷ Σ単位数 になります。たとえば初期状態の5科目(A・B・S・A・B、各2単位)では、ポイント合計が (3+2+4+3+2)×2 = 28.0、総単位数が10なので、28 ÷ 10 = 2.80 と表示されます。単位数の多い科目ほど平均への影響が大きい「加重平均」である点が、単純な評価の平均と異なります。
評価とポイントの対応は変更できますか?
このツールでは S=4.0、A=3.0、B=2.0、C=1.0、D=0.0、F=0.0 の対応が固定で、編集機能はありません。所属する学校の対応表が異なる場合は、同じポイントになる記号に読み替えて入力してください。たとえば「A=4、B=3、C=2、F=0」の4段階制であれば、A の科目には S を、B には A を、C には B を、F には F を選ぶと同じ結果になります。読み替えの例は下の対応表にまとめています。
D と F はどちらも 0.0 ですが、結果に違いはありますか?
計算上の違いはありません。どちらもポイント 0.0 として扱われ、単位数だけが総単位数(分母)に加算されます。そのため D や F の科目を追加すると、分子は増えずに分母だけが増え、GPA は下がります。不合格科目の単位を分母に含めない方式で計算したい場合は、該当する行を削除するか、その科目を入力しないでください。
0.5単位や、選択肢にない単位数の科目はどう入力しますか?
単位数の選択肢は 1・2・3・4・5・6・8・10 のみで、小数や 7単位・9単位などは直接選べません。加重平均の性質上、同じ評価の科目を分割・合算しても結果は変わらないため、たとえば7単位の科目は「3単位+4単位」の2行に分けて同じ評価を選べば同じ GPA になります。0.5単位のような端数は、すべての科目の単位数を2倍にして入力すれば比率が保たれます(例: 0.5単位→1単位、2単位→4単位)。
小数点以下はどのように丸められますか?
GPA は小数点以下2桁で表示し、3桁目以降は JavaScript の toFixed(2) による丸めです。たとえば 2/3 = 0.666… は 0.67、7/3 = 2.333… は 2.33 になります。ちょうど「…5」で終わる値は2進数での内部表現の影響で切り捨てられることがあり、たとえば 2.675 は 2.67 と表示されます。Grade Points 欄は小数点以下1桁で表示されます。
目標のGPAに届くために必要な成績を試算できますか?
逆算専用の機能はありませんが、履修済みの科目を入力したうえで、これから履修する科目の行を追加し、仮の評価を入れ替えながら結果を見ることで試算できます。手計算する場合は「必要なポイント合計 = 目標GPA × 卒業時の総単位数 − 現在のポイント合計」で残り科目に必要なポイントの合計が求まり、それを残りの単位数で割ると必要な平均ポイントになります。
入力した科目や成績は保存されますか?
保存されません。入力内容はページを開いている間だけブラウザのメモリ上に保持され、再読み込みやタブを閉じる操作で初期状態(5科目の例)に戻ります。サーバーへの送信や Cookie・ローカルストレージへの書き込みも行っていないため、成績を記録しておきたい場合は結果を別途メモしてください。
役立つTips
所属校の評価基準を先に確認する
評価の段階数(4段階・5段階など)や各評価のポイントは学校ごとに学則・成績評価基準で定められています。本ツールの対応表と異なる場合は、同じポイントの記号に読み替えて入力してください。
単位数の多い科目ほど影響が大きい
GPA は加重平均なので、4単位の科目で評価が1段階変わると、1単位の科目が4段階変わるのと同じだけポイント合計が動きます。試算するときは単位数の大きい科目から評価を変えてみると変化が分かりやすくなります。
「Grade Points」は分子の合計
結果パネルの Grade Points は各科目の(ポイント × 単位数)を合計した値で、GPA の分子にあたります。この値を Total Credits(分母)で割ったものが TOTAL GPA です。手計算で検算するときはこの2つの数字を使ってください。
科目名は空欄でも計算できる
科目名の入力欄は表示用のメモで、空欄でも同じ名前が重複していても計算結果は変わりません。科目数が多いときは単位数と評価だけを入力していく方法でも問題ありません。