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2026-01-12 公開
2026-01-15 更新
読了目安: 約3

パスワード新常識:なぜ「覚えやすい」は危険なのか?最強の管理術と生成のコツ

人間の想像力はハッカーの敵ではない?強力なパスワードの条件、自動生成の必要性、および「パスフレーズ」という新しい選択肢について。

人間の脳 vs 秒間数億回の攻撃

「自分だけが知っている秘密の言葉だから安全」...その考えは、現代のサイバー攻撃の前では無力です。誕生日、ペットの名前、あるいは P@ssw0rd1! のような工夫。これらは攻撃者の「辞書」にすべて網羅されています。

ハッカーが使う最新のコンピュータは、1秒間に数億回もの試行錯誤を行うことができます。人間が思いつく「意味のある文字列」は、彼らにとっては一瞬で解けるパズルのようなものなのです。

強力なパスワードの「3要素」

安全なパスワードの定義
  • 圧倒的な「長さ」 — 12文字以上は必須、16文字以上を推奨します。
  • 予測不能な「ランダム性」 — 意味を持たない文字列が最強です。
  • 唯一無二の「個別性」 — サイトごとに異なるパスワードを使いましょう。

覚えられない人のための救世主「パスフレーズ」

どうしても記憶しなければならない場合は、correct horse battery staple のように、無関係な単語を4つ以上つなげた「パスフレーズ」が有効です。解析に何年もかかり、かつ人間にとってはイメージで覚えやすい手法です。

セキュリティの敵は「ハッカー」ではなく、自分の「面倒くさい」という心。

なぜ自動生成ツールが「必須」なのか

「使い回し」が最大の脆弱性を生む

一つのサイトから漏洩したパスワードが、他のサイトの不正ログイン(リスト型攻撃)に使われます。すべてのサイトで異なるパスワードを作るには、もはや人間の脳は力不足です。

結論:管理は「丸投げ」が一番安全

1PasswordやBitwardenといった信頼できるパスワードマネージャーを使い、自分は「1つの強力なマスターパスワード」だけを管理する。それが現代のセキュリティの正解です。

まずは、当サイトのパスワードジェネレーターを使って、今の「なんとなく決めたパスワード」を、鉄壁の文字列に作り変えてみませんか?

パソコン博士
パソコン博士の独り言

「忘れたら困るから付箋に書いて貼っておく」というのは、家の中に鍵をかけたのに、鍵をドアにぶら下げておくようなものじゃ。メモするなら、せめて鍵付きの引き出しに入れるか、信頼できるツールに任せるのじゃ。セキュリティの敵は「面倒くさい」という自分の心じゃからな!

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