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2026-01-14 公開
2026-01-15 更新
読了目安: 約4

Cron(クーロン)完全攻略:定期実行の自動化と、初心者が必ずハマる落とし穴

サーバー作業を自動化する魔法の杖「Cron」。基本的な書き方から、ログ出力、環境変数の問題まで、実務で使えるTipsを凝縮。

Cronとは — あなたの代わりに働く「執事」のような仕組み

Cron(クーロン)は、LinuxなどのUnix系OSで、指定した日時にプログラムを自動実行させるための仕組みです。バックアップの定期作成、不要な一時ファイルの削除、定時メールの配信など、「忘れてはいけないけれど、人間が手動でやるのは非効率な作業」をすべて自動化してくれます。

一度正しく設定すれば、あなたが眠っている深夜3時でも、バカンスを楽しんでいる最中でも、Cronは正確にタスクを遂行します。

Cron設定式(Crontab)の読み解き方

5つの「*」をマスターする

Cronの設定は「5つのフィールド」と「実行するコマンド」で構成されます。

*  *  *  *  *  実行するコマンド
┬  ┬  ┬  ┬  ┬
│  │  │  │  └─ 曜日 (0 - 7)
│  │  │  └─── 月 (1 - 12)
│  │  └───── 日 (1 - 31)
│  └─────── 時 (0 - 23)
└───────── 分 (0 - 59)

具体的な指定例:

  • 30 2 * * 1 — 毎週月曜日の午前2時30分に実行
  • 0 0 1 * * — 毎月1日の午前0時0分(月初の処理)
  • */15 * * * * — 15分おきに実行

初心者が必ず遭遇する「動かない!」3つの原因

設定したのに動かない時のチェックリスト

  • 「フルパス」で書いているか?/usr/bin/python3 のように絶対パスで記述する必要があります。
  • 環境変数は大丈夫か? — あなたの $PATH はCronには引き継がれません。
  • ログを出力しているか?>> /path/to/log 2>&1 でエラーを記録しましょう。
「自動化」は、エンジニアの自由時間を生み出す最大の投資。

管理に役立つコマンド集

設定をいじる際は、以下のコマンドを使います。

  • crontab -e — 設定を編集する(Edit)
  • crontab -l — 現在の設定を表示する(List)
  • crontab -r設定をすべて削除する(Remove)※非常に危険!

現代的な選択肢:Systemd Timers

最近のLinuxでは、Cronよりも高機能な Systemd Timers という仕組みも普及しています。実行に失敗した時のリトライ処理などが可能ですが、依然として「シンプルさ」においてはCronに軍配が上がります。

当サイトのCron設定ジェネレーターを使えば、視覚的な操作でミスのない設定式を生成できます。安全で確実な自動化ライフを送りましょう。

パソコン博士
パソコン博士の独り言

Cronを設定した後は、必ず「1分後」に動くようにテスト設定して、実際にログが出るか確認するのじゃ。それと、crontab -r の隣にある -e を押し間違えて、設定を全部消してしまうミスもよく聞く話じゃ。バックアップは常に取っておくのじゃぞ!

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